人工透析というと概ね週3回病院に行き、機械で血液を浄化してもらうものというイメージが強いと思います。 そして、人工透析は設備が整っているところであればどこで行っても同じ治療が受けられます。 しかし、本当に重要なことはこのようなハードウェアの配備だけではなく、それを使うスタッフのスキル向上であり、知識・技術を患者さんに還元することです。
 現在H・N・メディックでは患者さん個々に対して水分食事管理を積極的に指導しています。 これが上手く出来るか否かで将来の合併症を予防することにも繋がり、予後を大きく左右するといっても過言ではないためです。


 健康保険制度などの改定で、医療を取り巻く環境は昨今劇的に変化しています。 我々も「医療」の現場にいる以上その影響は避けて通れません。
 しかし、例えば保険点数加算ができない検査や処置が本当にその患者さんに必要であれば、私たちは躊躇せずその医療を提供します。
 つまり制度に左右されない、質の高い本音の医療を実践することが私たちの使命です。 そしてこれらのことを発展させ、スタッフ自らが「もし自分の愛する人が透析を要する状態になったときに、自信を持って紹介できる病院」を目指して、職員全員一丸となり日々取り組んでいます。